第46回建築士事務所全国大会(福井大会)
令和6年10月10日、11日 福井県福井市にて「未来を拓く まち・ひと・建築」をテーマに建築士事務所全国大会が開催されました。
参加者人数は全国から約1400人、八王子支部から佐藤支部長をはじめ8名が参加しました。
福井市には北陸新幹線に乗っていきましたが、2024年3月に開通したことは大会の諸先生のご挨拶で初めて知りました。
福井駅周辺も整備され、印象的だったのはやはり恐竜のモニュメントがたくさん飾られていたことでした。
恐竜は実際の大きさのもので作られてることも大会トークセッションの進士先生のお話しで知りました。
再開発を行われた駅周辺でしたが、路面電車が走っていて街の歴史を感じさせます。
JR福井駅
動く恐竜のモニュメント
路面電車
八王子支部のメンバーは2日目の13:00からの隈研吾先生の講演、トークセッション、大会式典に参加しました。
隈先生の講演は、手掛けられた作品の多さ・クオリティーに圧倒されっぱなしでした。
トークセッションも参加されて、地方再生のお話しなど興味深い内容でした。
会場はブロックごとに別れてました。
会場
八王子支部メンバー
大会の次の日は、残ったメンバーで観光です。まずはレンタカーで一条朝倉邸遺跡へ。
北陸の小京都と呼ばれていた朝倉家の城下町は、戦いで焼き尽くされた歴史を感じさせる状態で残っていました。
唐門は朝倉義景の菩提を弔うために移築された松雲院の山門で、豊臣秀吉が朝倉義景の善提を弔うために寄進したものと伝えられているようです。
一条朝倉遺跡 唐門
一条朝倉遺跡 館跡
朝倉遺跡後は車で約20分離れた永平寺に向かいました。
回廊で繋がった歴史ある寺院で、法堂からの景色は絶景でした。
山門は歴史を感じさせる木造で、庭の木々とも見事に合っていました。
永平寺 山門
永平寺 天井画
法堂より
福井大会で「地味にすごい福井」というキャッチコピーがあることを大会でおっしゃっている方がいました。
地味とはあまり感じませんでしたが「すごい」は実感する地域だったと思います。
自然と歴史が調和した風景があり、食べ物はなんでも美味しい。
改めて地方の歴史の深さに触れられた旅になりました。